日本橋、知らない人はいないと言っても過言でない
江戸時代から愛される日本を代表する橋
なのに私、初めて日本橋にやってきた時、橋を渡っているのにたんなる道と勘違いして、橋を渡っているかどうか気が付かなかったんです。
「日本橋は橋?」
日本橋さんごめんなさい。


左:江戸時代に架橋された日本橋を再現
写真 江戸東京博物館にて
右:現在の日本橋
徳川家康が江戸城に入ったのは1590年、日本橋の創架は、徳川家康が幕府を開いた1603年と伝えられています。写真右はその時の日本橋を再現して展示した江戸東京博物館で撮影させていただきました。高さや幅は原寸、長さは半分です。
リンク 江戸東京博物館
1604年、日本橋が幕府直轄の主要な五つの陸上交通路(東海道・中山道・奥州道中・日光道中・甲州道中)の起点として定められました。江戸市街の中心に位置した日本橋は、橋のたもとの日本橋川沿いに活気のある魚市場が立ち並び、周辺に諸問屋が軒を連ねるなど、江戸随一の繁華な場所でした。
一部引用:日本橋案内板(中央区教育委員会)
日本の歴史のあらゆる要素がちりもつもり現在の日本橋(1911〜)に至ります。
その後残念なことに、景観より経済や交通発展を優先するために橋の真上に高速道路が建設され(1963)写真右のようになってしまいました。
でもそのおかげで得た良い点もちりがつもり大きく膨らんだことも否めないと信じます。
次回この橋を渡る機会があればぜひ、現在の日本橋をゆっくりと眺め、美しい擬宝珠を堪能したいと思います。というのも2040までには高速道路は地下へ移される予定だとか。
それまで元気でいられるよう、身体に良いことをコツコツと。