地球温暖化防止、持続可能な社会を目指そうって言われ始めて、SDGs(Sustainable Development Goals ) という言葉が生まれてますが、
毎年気温がどんどん高くなってますよね、日本だけでなく世界各地で。
今年2021年で驚いたのは、涼しいと思っていたカナダのブリティッシュコロンビア州リットンでは49.5℃、イタリアのシチリア島の48.8℃という記録を作りました。
やっばぁ!!ちょっと想像がつかないです。
地球上の温室効果ガスを本気で減らすのはやはり、みんなが意識して行動し、そのちりをつもらせるしかないのでは。
豊かになればなるほど、便利になればなるほど
地球は暑くなって、なんだか皮肉ですが。
さて便利でなかった時、どんな工夫をしていたでしょうか??
実は私、漫画やテレビで人気の『JIN-仁』(平成のお医者様が突然江戸時代で生きていくことになり........)が大好きで何度も江戸時代にタイムスリップしています。
*JIN-仁 漫画 村上もとか(集英社) テレビドラマ TBS 日曜劇場 より
仁先生といっしょに江戸後期〜末期に行ってほんの少し町の人々から学んできまーす。
①まずは暑い夏をエアコン無しでどう乗り切ったのでしょうか?
打ち水、すだれ、風鈴、そして水路がたくさんある町中には風が通っていたようですね。朝顔や夕顔を眺め、涼を得ていた、というか涼を楽しんでいたようです。
エアコン無しでようやるなぁ.....
って思いましたが、エアコンが無いってことは今は何万台もあり熱風を放つ室外機も無いってことだから確かに風鈴や打ち水で涼しく感じていたかもしれないです。
ちなみに冬は長火鉢で暖房していたそうです。
②お鮨好きの江戸の人々は冷蔵庫無しでどのように生のお 魚を美味しく食べたんでしょうか?
今の日本橋のあたりは朝早くから商品の荷揚げが集中していてお魚を扱う業者を魚河岸と呼んでいました。
「朝の魚河岸は一日で千両動く」と言われるほど大きな産業で、江戸湾で捕れた魚が日本橋、その他江戸中で棒手振り(二つの籠に品物を入れ棒で繋ぎ方で担ぐ)で売る商人が売り歩き、午前中に売りさばいていました。
水揚げ → 即売 → 即食す → フードロス無し
冷蔵庫がないから、食べる分だけ買うってことですね。
エコやわぁ!!
やっぱり便利に甘えたらあかんなぁ........
仁先生はいつも患者さんがたくさんいて、忙しかったからお鮓をゆっくり食べたかどうかわかりませんが。
いえいえ、心配ありません、江戸時代にタイムスリップして分かったのですが、お鮨は当時ファストフード、さっと寄って2〜3貫をちゃちゃっと食べていたそうです。きっと仁先生も召し上がっていたはず。
③住宅と家財道具に関するエコ
江戸時代、とても火事が多かったと仁先生は言っています。家の中に物が多いと行灯から物に燃え移りすぐ火事になります。しかも家事が起きてしまった時、家財道具が多ければ多いほど持って逃げることができません。
そうなんです、町民の家には生きていくのに必要なものだけがあったようです。風呂敷ひとつにまとめて逃げ出せる量ってことですよね。
まさにミニマミストの鏡、最先端です。
仁先生、もっと教えてくださ〜い(>人<;)
今は高い建物に囲まれ、室外機の山、同じことは出来ませんが、ちょっと前までやっていたことを知っていることも大事。
ちりもつもれば地球に優しい山