え??本当なんですか?
江戸東京博物館が今年度末、つまり令和4年3月末で閉館になるって?
耳を疑いました。
でも本当なんです。
そこでこの魅力たっぷりの博物館をご紹介させてください。
常設展 江戸ゾーン
まず目に入ってくるのは実物大の江戸時代の日本橋(長さは半分)多くの人はここで「おおぉ!!」と声を上げます。(下の写真)


右 :「現金掛け値無し」で繁盛した 三井越後屋
展示は江戸時代が始まった西暦1600年から始まり、明暦の大火前の江戸城、松の廊下、
寛永の町人地、大名屋敷などのお大規模ジオラマ展示が続き、圧巻!!
その他、徳川家康から始まった政治の仕組みや役割がわかりますし、刀、鎧、陣羽織、軍配、など、将軍にまつわる品々を目の前にすることができ、江戸城の中にいる気分。
徳川幕府の展示の後は、典型的な棟割長屋が実物大で現れます。いくつかの部屋がありますし、共同で使っていた雪隠、ゴミ溜め、祠、井戸、当時の様子を表しています。
見るだけでなく大名籠に乗ってみたり、千両箱、棒手振り(天秤状のカゴに商品を入れて売り歩くもの)、肥桶、火消しのまといなどを持ってみる、のように色んな体験展示が楽しめます。
絵草紙屋、玉川上水、三井越後屋(上の写真)その後、両国橋西詰の楽しい語り付きジオラマが登場。
浮世絵や、着物の展示もあり、勝海舟の特集を見たら、そろそろ幕末へ
常設展 東京ゾーン
明治の文明開花から始まります。鹿鳴館、ニコライ堂というロシア式教会、銀座レンガ街へと。
続いて大正の浅草、関東大震災、そして時代は昭和、つまり戦争へと向かいます。東京大空襲の展示、そして戦後の経済発展、住宅難の解消としてたくさん建設された団地など。
もう見るところ読むところがありすぎてありすぎて。


このコーナーでは人力車、輪タク、などに乗ってみることができるので写真を撮るのも楽しいですよ。
そうなんです。フラッシュ禁止のところが多いですが写真撮影ができるんです!!
東京ゾーンにはアップルの創業者スティーブ・ジョブスさんが好きだった川瀬巴水の作品が数点展示されていることが多いです!見逃せないですよね。
企画展
江戸ゾーンと東京ゾーンの間に企画展示室があり
引き継がれる都市の記憶ー江戸東京3万年史 開催中です
9/18(土)〜12/5(日)
常設展の江戸ゾーンと東京ゾーンを楽しく見学する方法としてはイヤホンで内容を聞くオーディオガイドをお勧めします。(企画展を除く)
借りる時に¥1,000-かかりますが返却時に戻ってきますので実質無料とは有難い。
年が明けると駆け込みで混み合ってくるんじゃないかと思うので、歴史に興味がある方はお早めにお出かけになることをお勧めします。
どうぞ江戸での楽しい時間をお過ごしください。
その他詳しいことはこちら↓↓↓