毎年8月になると戦争関連のテレビ番組や報道が多くなりますが、それを過ぎると忘れがちな気がします。
先日長崎を訪れる機会があり、平和公園やその周りの原爆関連の場所を訪ねることができたので、昨今忘れがちな平和についてその大切さをちょっと考えてみました。


右 : 綺麗にお化粧されたばかりの像
右手は原爆への恐怖、左手は平和を表しています
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平和公園(平和祈念像・平和の泉) | 観光スポット | 【公式】長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット
2017ノーベル平和賞はICAN、核兵器廃絶国際キャンペーンという団体が受賞しました。もちろん広島やここ長崎も含まれます。
ICANとは
ICAN 核兵器廃絶国際キャンペーン は、核兵器を禁止し廃絶するために活動する世界のNGO(非政府組織)の連合体です。スイスのジュネーブに国際事務局があり、2021年現在、106カ国から607団体が参加しています。
ICANは、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)を母体に2007年、オーストラリアで発足しました。2011年にジュネーブに国際事務所を設置して以来、核兵器の非人道性を訴える諸国政府と協力して核兵器を国際法で禁止するキャンペーンを世界的に展開してきました。2017年に核兵器禁止条約が国連で成立し、同年のノーベル平和賞はICANに授与されることとなりました。
この公園のすぐそばには原心地が示された場所があり、隣に原爆資料館、浦上天守堂があります。


右 : 浦上天守堂
資料館には胸を打たれる写真やジオラマ、核に関する年表など、とてもわかりやすく展示してありますので、人々がどれだけ苦しんだか、どんな症状を負ったか、そして現在の状況などが伝わってきました。
長崎原爆資料館・長崎市平和会館 – 長崎市への原子爆弾投下に関する資料を取り扱った長崎市立の資料館
平和公園、原爆資料館を廻るとお腹が空いてきたことに気がつきました。
また路面電車の崇福寺行きに乗り、長崎新地中華街で名物の皿うどんやちゃんぽんなどいかがですか?
おすすめのお店はたくさんありますが、2年前までは営業していたお店の中には閉めてしまったところもあります。
ご紹介するのは江山楼(新地中華街)



中 : このような華やかな門が数カ所あります
右 : 酢豚も春巻きも工夫されていて美味、食べ応えがあります
その他のおすすめ
四海樓(石橋)
蘇州林、老季、京華園(新地中華街)
戦争のない時代が続いていますが、たまには当たり前ではないと思う時があってもいいのではないかと。
熱々で美味しいちゃんぽんを頬張りながら平和を噛み締めました。