都心にいると忘れがちですが、実は東京って東西に広いんですよね。以前から東京にも大自然があると聞いていました。
そこでゴールデンウィークを利用して空気が美味しく景色がキレイな秩父多摩甲斐国立公園へ行ってきましたのでご紹介させていただきます。
日帰りなので主な目的地を2つに絞って、日原鍾乳洞と奥多摩湖へ。
1、日原鍾乳洞(にっぱら)


左 : 中はとても広く高低差もかなり 右: 鍾乳洞入口
入場料金
一般 大人(高校生含む) 800円
中人(中学生) 600円
小人(小学生) 500円
今回は車で行きましたが鍾乳洞入口の近くまでのバスも出ています。(西東京バス)
詳しくは公式HP ↓↓↓
http://www.nippara.com/index.htm
この日の外気は21℃、中に入った途端ひんやりと.
説明を読んでみると一年中10-11℃
夏に行くと涼しく、冬はやや温かいってことですね。
発見されたのは約1200年前、江戸時代には観光地として人が訪れたとか。暗い洞窟を提灯を持って歩いたのでしょうか。



中 : 登ったり降ったり
右: 神秘的な空間に吸い込まれていきます
鍾乳洞を出ると透き通る水が流れる川があり、そのそばには神社があります。


右 : 一石山神社
2、奥多摩湖と小河内ダム
それでは奥多摩湖をご紹介します。車で一周すると約1時間弱かかるほど、見た目より大きな湖で、こちらの水は利根川からと同様、都民の水を支えています。
この湖には小河内(おごうち)ダムがあり都電や都営地下鉄のために発電しています。
ダムの候補地になったのは大正15年、昭和7年に当時の東京市が事業許可。その後反対運動や第二次世界大戦などで工事が遅れ、昭和32年に竣工。
ダムには展望塔(10:00〜)があり真上から湖や発電機を見下ろすことができ、担当の方が説明してくださいました。


右 : ダム工事で殉職した方々の慰霊碑
慰霊碑の裏には100人ほど東京の人々に尽くしてくださった方々名前があり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
湖の周りはゆっくりと散歩ができるルートがあり案内板で道順が分かりやすく示されています。


右 : 東京都民の水瓶、奥多摩湖 眺めが気持ち良い
車で湖に着いたらすぐにお手洗いがあります。現在の情報として、ほとんど和式ということをお伝えしておきますね。
日原鍾乳洞付近も、奥多摩湖付近も川沿いにたくさん釣りを楽しめる施設があります。
その他何度も目についたのはワサビ販売所です。この辺りは水がキレイな証拠ですね。
都内とは思えない自然いっぱいの奥多摩、東京っていろんな顔があるんだなって思いました。
東京はどこに行っても混んでいる、空気が悪い なんて思い込んでいる皆さん、
ぜひ足を運んでみてください。新発見が必ずありますよ。